秋田県は日本海側気候の中でも沿岸部の冬季の降水量はそれほど多くありませんが、内陸部では低温のためおよそ９０%の地域が特別豪雪地域に指定されています。冬季の日照時間は全都道府県の中で最も短いことが特徴です。 夏季は高温多湿で梅雨明けのないまま秋を迎えることも珍しくありません。 また、本州北部、日本海に位置する秋田県は温泉に恵まれており、旅行雑誌の行ってみたい温泉ランキングで常に上位に入る「乳頭温泉郷」をはじめとして、秋田県内にはさまざまな温泉があります。無色透明無臭の源泉や、硫黄の香りが漂う白濁した温泉、ひとつの温泉で複数の源泉を楽しめるところなど秋田県は温泉天国と言われています。 温泉以外にも秋田県では有名な文化や物がたくさんあります。 モコモコふわふわが愛らしい「秋田犬」は国定天然記念物に登録されており、性格は忠誠心が厚く従順で、飼い主に寄り添う性格です。他にも国の無形民俗文化財に指定されている「なまはげ」だったり、曲げわっぱは国の伝統公言品とされています。 また、寒い雪国ならではの伝統的なグルメもたくさんあります。漬物として「いぶりがっこ」があるのですが、寒い地域ならではの知恵が詰まった食文化として愛されています。最近ではクリームチーズなどを用いてアレンジを楽しむ人も増えています。他にもきりたんぽやハタハタも有名な秋田グルメです。 秋田県は、世界遺産をはじめ全国的に知られる食文化、伝統行事などが盛りだくさんの地域です。