富山県は、南北にのびる日本列島の中心、本州の中央北部に位置しています。 三方を北アルプス立山連峰など急峻な山岳地帯に囲まれ、 深い湾を抱くように大きく平野が広がる、まとまりのよい地形をしています。 植生自然比率は本州一。美しく豊かな自然環境に恵まれ 、四季の移り変わりが鮮明で、多種多様な動植物が見られます。 天然の巨大ダムともいえる山々からは、 １年を通じて豊かできれいな水が生まれており、 水力発電、各種用水など多目的に利用されており、暮らしや産業を支える重要な資源です。 また、「黒部ダム」や「立山黒部アルペンルート」「雪の大谷」など、 豊かな自然を生かした観光スポットが目白押しの富山県。 北陸新幹線の開業でアクセスも便利になり、 夏の登山シーズンに限らない富山県の魅力も大いに知られるようになりました。 3000m級の山々が連なり、県内各地から見ることができるシンボル的存在の立山連峰 は富山市内からも見ることができ、 街の背後に広がる雄大な山々の姿は、まさに絶景の一言です。 食に関してはやはり海産物が人気で、 日本海に面した富山県は漁場から港までが近いため、新鮮な海産物を豊富に味わえます。 3～5月に漁獲されるホタルイカは産卵期で身が大きく、 定置網（ていちあみ）を用いることから傷の少ない点が特徴です。 また、白エビを漁業で水揚げするのは富山県だけで、 その透き通るような美しさから「富山湾の宝石」として商標登録されました。 秋にあるお祭り「おわら風の盆」は伝統的なお祭りとなっており、 日本各地より旅行者が訪れるとても人気なお祭りです。 1年にたった3日間のみ開催さる「おわら風の盆」終われば富山に秋がやってきます。